現在の就職・採用戦線

2011.12.09

インターンシップの受け入れや、オープンセミナーの開催は増えているものの、実際に企業が学生の能力を判断して内定を出すというタイミングは、大学三年の二月から大学四年生の四月に集中してしまっている。選考プロセスが早い企業では大学三年の十一月からスタートするが、二月から四月の三ヵ月は社会人並み、あるいは社会人を超える忙しさのスケジュールで就職活動を行わざるを得なくなっている。学生との接触はインターンシップからスタートするものの、能力の判断や内定のオファーはせず、そのまま関係を構築しながら、一定の時期に多くの企業が足並みを揃えて選考プロセスを行い、同じタイミングで内定出しをしているのが、現在の就職・採用戦線なのだ。

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大学、学部、文系理系、体育会系文化系、といった違いによって学生の忙しい時期が違っているにもかかわらず、実質的な就職活動は大学三年生の十月頃から四年生の四月頃の半年間で行わなくてはいけないという状況になっている。企業は学生に対して、常時インターンシップのような「企業研究と自分磨き」の機会を提供し、希望者に対しては「選考試験」を実施していくべきではないだろうか。早期のタイミングで最終的な内定出しをすることができなければ「最終面接受験可能評価パス(常に最終面接を受けられるパス)」などを出すというレベルでもいいだろう。このようなスタイルが一般的になれば、学生は最終的な「選考プロセス」を自分の学業の都合がいいタイミングで受けることが可能になる。